【これから作曲コンペに出すならオススメの本】

公開日: : 最終更新日:2017/10/22 音楽で収入, 音楽のテク


どうもこんにちわ、フリー作曲家のあるうらです。
音楽で飯を食うぞって本気で考えると、結構な頻度で出てくる本「プロ直伝! 職業作曲家への道」(山口 哲一著 アマゾンで1000円くらいで購入しました)をようやく読みました。2013年に発行された本なので参考になるところとそうでないところがあると思いますが、4年経っても「おぉ」と思えたところを紹介します。内容を書いてしまうと著作権上問題になりそうなので、自分がどう思ったかを中心に書きますね。

◆こんな人向けの記事です

・作曲コンペに挑戦しようか検討してる人…以上(対象狭いな)
→この本自体は「音楽業界でプロとしてやってくには、こんな働き方があるよ。こういうことが求められるよ」って紹介されているので、メジャーアーティストのコンペに提出する人のための本とかではないです。高校生の時とかに読んでたら別の参考になったかもしんないですが、30歳超えてる身としてはより現実的な話の方が感心しやすいわけで、いきなり飛び級して「ゲーム音楽を制作するには、、、」とか「クライアントに求められる事、」って言われてもへぇとは思うものの、遠い話すぎて感心できないんですよね。その中でまだ感心できたのがコンペに参加するときの心構え的な内容でした。

◆コンペに出すってことは、こういうことを考えなきゃいけない

・コンペに出すなら「メロディを買ってもらう」って考えなさい。とのこと
→確かに言われてみればその通りだなと思います。もし採用されたらって考えた場合に、結局コードもアレンジも歌い手も、ミックスもマスタリングも当然デモとは変わるけどメロディだけは最後まで残るわけですもんね。メロディが秀逸なのはもちろん、その良さを伝えられるコードなのか、オケ、ミックスになってる曲なのかって考えなきゃなぁと

・歌うアーティストをどこまでわかった上で作曲してんのかっていうところ
→本には「歌うアーティストを知るところからスタートしますよ」みたいな意味合いで書いていましたが、思いの外共感するところがありました。僕はちょくちょく沖縄音楽とかスウェーデン民謡とかを作曲してたりするんですが、沖縄民謡とかって扱っている楽器やスケール、リズムが独特でそれらを調べてるうちに何故か沖縄県民の風習であったり歴史みたいなところまで知ることになったんです。作曲の対象となるジャンルや(コンペの場合はアーティスト)への理解を深めることで一級品に近くのかなと思います。要はコンペで事務所側に求められてる楽曲像が見えてくるんだろうなと思うわけです。

・コンペってやっぱりなかなか受からないのが前提
→勝率は1%らしいですよ。その現実を受け止めてから、じゃあどうやって1%から確率を上げていくのか。って戦略を考えていくみたいです。単純に100曲作らないと1曲も採用されないのかってことですよね。例えば今年中に何かに受かるぞ!って気合い入れても365日で100曲作れんのかなていう…(凹みやらプレッシャーやらがやばい)。メジャーコンペを勝ち取るってのはその1%に選ばれるまで落ちて落ちて、落ちてへこたれた後に見える景色なのかなー(精神力が問われますね)

・落ちるのが前提のコンペかもしれないけど、でも一曲一曲は使い捨てではなく「作品」として作り上げること
→どの部分に書いてたか見直してもちょっとわからないんですが・・・でも「作品」としてこだわりを持って丁寧に曲を作れ的なことが示唆されていました。なんでこのことを覚えているかっていうと、結局はコンペ用の曲って誰かにあげるための曲なわけで、しかも落ちたら無用になるかもしれないっていうリスク(?)がある状態で全力をかけづらいというか、効率化にどうしても目がいってしまうんですよね。作品としてのものづくりだったら(自分でライブとかしてた頃の)6年前とかは1曲に1ヶ月から2ヶ月くらいかけてたのに今じゃ1週間以内を目標にしてるわけで、、、(プロになったら3日とかで作り上げなきゃいけないわけで)あの頃の丹念さが必要なのか!!と感慨深いものがありました。

・歌詞は書きましょう
→僕は仮歌詞さんと組めばいいかなって思ってましたが、自分で歌詞を作っちゃう人もいるみたいです。というか歌詞はコンペに受かったら書き換えられるケースもあるようで、曲の雰囲気が伝わればそれでいいみたいです。あまりに歌詞がダサいと考えなきゃいけないですがシンセメロで歌詞をなくしてしまうよりは歌付きで「メロディの良さ」がわかるような歌詞を作らないといけないようです。作詞苦手だけど、やるしかないよね。

◆その他の「ほほぅ」なところ

・時代の移り変わりによって音楽業界でも職種というか、求められるスキルが変わってる
→簡単にいうとシンセが世の中に出始めた頃はシンセで音作りができる「面白い音」を作れる人が求められたんですが、今は曲の格好良さとか目新しさを担っている部分がリズムになっているので”トラックメイカー”と言われる===作曲能力はないけどいろんな素材を切りはりして「格好いいトラックを作れる人」===がもてはやされるようになってるんだそうです。つまりはその時代時代で曲の格好いいと思われるポイントが変わっているので、それに合わせて新しい仕事が生まれるようです。当たり前っちゃ当たり前なんだけどね。目からウロコでした。

・突然ですがA&Rってどんな意味か知ってます?
→よく見かける単語なんですがこの本を読んでて初めて意味を知りました。アーティスト&レパートリーっていう略語らしいです。アーティストのことを考えてどういう曲を歌ってもらおうとか、次はこういう売り出し方がいいなっていうことを考える人のことだそうです。

◆ヒントはとても多い本でしたよ

「プロ直伝! 職業作曲家への道」(山口 哲一著)ですが、これまで紹介した他にも、CM用、ラジオ用、iTunes用、アニメのオープニング用とかで一般ユーザーに聴かせられる曲の尺が異なるので、そういった点も踏まえて曲の構成を練るといったことまで書いてました。こうやって本のいい点をあげてると、もう一回読み直そうかなと思えてきますね。(3週間ほど前に読み終わってたので、忘れてる内容も多かった)

こんな感じです。まとまりきってないかもしれないですが、、、最後までお付き合いありがとうございましたー!


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